[妖猫つづみさまのよろずめぐり 感想]人間の作った物の事を知りたい妖怪との日常[漫画]
妖猫つづみさまのよろずめぐり1巻の表紙

引用:妖猫つづみさまのよろずめぐり1巻より

[妖猫つづみさまのよろずめぐり 感想]人間の作った物の事を知りたい妖怪との日常[漫画]

あらすじ

ゲーム好き陰キャのフリーター柳橋 マコは幼い頃から少しだけ妖怪を見ることの出来る体質だった。

そんなある日、彼女が道を歩いていると突如、巨大な化け猫の妖怪に遭遇。

怯えるマコだったがその化け猫は瞬時に人間の姿に変化し、自ら五尾の妖猫つづみ様と名乗る。

彼女いわく、人間の作った万の物のことを知りたいという。

なし崩し的に始まった二人の共同生活の行方とマコの食費やいかに。

といった導入のほのぼの妖怪コメディ漫画。

作品、作者情報

全3巻。ストーリアダッシュにて連載されていた。


ストーリアダッシュ公式サイトにて第1話と第2話、そして最新話の無料試し読みも可能。

作者は「ぎんもく」という方で、過去に「心の声が漏れやすいメイドさん」を連載していた。


[心の声が漏れやすいメイドさん 感想]本音駄々洩れメイドとのほのぼのとした日常[漫画]


心の声が漏れやすいメイドさんが好きだったのでこちらも読み始めました。

ここが良かった!

1.好奇心旺盛な妖猫つづみの可愛らしさ

まず、何と言っても本作の魅力は人間の作った物に一喜一憂するつづみの可愛らしさだったね。

彼女が人間界に訪れた理由は人間の作った物の情報を収集するというもの。

なので人間の作ったあらゆる物に触れ、感動するという流れが基本なんだけど、そのあらゆる物に一々オーバーにリアクションする姿が絶妙に可愛らしい。

1巻の段階だとVR、ボディーソープ、健康グッズに自動車などなど多岐に渡る。
意気揚々と挑んでみてはびっくりしたり、喜んだり、とにかく表情の変化が激しくて見ていて飽きない存在。

特に炭酸ジュースの回は大妖怪であるはずのつづみがこんなにも大したことのない物に苦戦しているという構図がなんとも愛らしく、微笑ましかったな。
人間界の炭酸ジュースを初めて知り一気に飲み干すつづみとそれは危険だと警告する柳橋マコ

引用:妖猫つづみさまのよろずめぐり1巻より

強気にポンコツなつづみの一喜一憂が可愛い

それにしても設定的に割と妖怪の世界にもありそうな物にも感動していたりして逆に妖怪の世界はどうやって成り立っているのかも少し気になってはくる。

その辺りの話も2巻以降掘り下げられていくんだろうか。

ちなみに人間の作った物自体には興味津々だけど、仕事自体は嫌々やらされているのでだいぶ適当。
万録参という報告書にはかなり雰囲気で内容が書かれていてそういうところも何だか可愛い。

ただし字は凄く汚い。

見た目もケモ耳、ケモ尻尾、高身長と個人的にクリティカルな属性のオンパレードだったね。
猫の妖怪なので口元が時々みにょーんとしているのもかなり可愛い。

尻尾は任意で格納できるという便利仕様。

性格は上での人間の物に対する雰囲気で分かる様にかなりポンコツ。
ただ、いやに自信満々な態度や五尾の妖猫という通り名をみるに、妖怪としての実力は高そう。

ちなみにマコの前に初めて姿を現した時の大きな猫の妖怪状態が基本の姿。
この状態のモフモフ感も捨てがたい。

全体的につづみが人間の作った物に一喜一憂する姿が可愛らしくて面白いので、今後どんな物に出会い、触れてリアクションを見せてくれるのかが凄く楽しみだね。

2.マコとつづみの微笑ましいやり取り

つづみの言動が可愛い本作だけど、彼女に巻き込まれたマコとのやり取りもほのぼのとしてて微笑ましいのが良かったな。

マコは霊感があるらしくつづみのことが認識できてしまったことでこんなことに巻き込まれる羽目に。

1巻の段階では彼女自身のことは割と謎に包まれている。
何故あえてフリーターなのかとか。
霊感体質のこととか。

この辺りは今後掘り下げられていくんだろうか。

ちなみにマコ性格はかなり暗めでクールなツッコミ体質。
奔放な妖怪たちに心の中でアレコレツッコミを入れている感じは読んでいて面白い。
買い出しに向かったスーパーの近くに置いてあったアーケード筐体で遊びたいと子供のように駄々をこねるつづみとそれに対して心の中でツッコミを入れる柳橋マコ

引用:妖猫つづみさまのよろずめぐり1巻より

つづみに振り回されるマコのツッコミが好き

1巻だと一緒にお風呂入っている回はかなり微笑ましい良いエピソードだったな。
泡で遊ぶつづみと奔放な彼女に振り回されているマコの構図が凄く良かった。

あとシンプルにつづみがやたらとスケール感がでかいのと性格的にも真逆なマコとのギャップがある感じも個人的には刺さったかな。

個人的にはマコが食費の心配をやたらしているのがなんか好きだった。
1巻終盤でもう一人同居人も増えるし、今後もどんどん増えていったら面白いね。

2巻以降、二人の関係性はどういう風に変化していくのか、どういう形でつづみに振り回されるのか、楽しみだね。

3.匂わされる様々な妖怪の存在

メインキャラクター二人のやり取りも程よい感じで好きだけど、その他の妖怪も中々に個性的。

1巻の段階だと座敷わらしの萄楓は可愛かったな。
こちらも人間界の諸々について知らないので目新しいものを見せつけると簡単に籠絡されるという展開が絶妙に微笑ましかった。

つづみとは仲が良いようで彼女を追って人間の世界へとやってきた。

クールっぽい見た目だけど人間の物で直ぐに籠絡された感じを見るにこの子もポンコツっぽい。

クールな態度から表情がパッと明るくなる瞬間の破壊力は凄まじかったな。
人間界にやってきた理由について尋ねられ、つづみと遊びたかったからと少し照れながら語る萄楓

引用:妖猫つづみさまのよろずめぐり1巻より

可愛い座敷わらしなど他の妖怪も気になるね

萄楓と共にやってきた、がしゃ髑髏のぼん兵衛。
関西弁の気さくな骨。

描かれ方的にかなりデカイっぽいけどマコの家の中にどうやって存在しているのかは謎。 存在がもはやギャグ。

個人的には結構気になる存在だったりする。

他にも1巻では名前だけの登場だけど、つづみにこの役目を任せた大蛇の妖怪の柘榴や氷静、雷華といった明らかに何らかの属性持ちっぽい妖怪の存在も匂わされていて、どんな妖怪モチーフでどんな展開が繰り広げられるのかは楽しみ。

全員ものの見事に人間の作った物に籠絡されそうだけど。

あと、1巻では未登場だけどマコのバイト先のメンバーも気になる。
そもそも何のバイトをしているのか。

この辺りのバックボーンもどういう形で掘り下げられていくのかも楽しみだね。

総評

人間の世界のことをよく知らない妖猫のつづみが色々な物に触れて一喜一憂している姿が凄く微笑ましくて可愛かったな。

ビジュアルのケモ耳、ケモ尻尾や高身長な感じも良いし、マコとのやり取りにも微笑ましさがあって最高。

マコのクールなツッコミも個人的にはつづみとのバランスが良くて好きなんだよね。

あと、他の妖怪がどういう形で登場してくるのかも気になる。
今のところ出てきた座敷わらしの萄楓は可愛いし、がしゃ髑髏のぼん兵衛は存在が既に少し面白くて好き。

今後、つづみが人間の作った物にどんな新鮮なリアクションをするのか、そしてそれに振り回されるマコとのやり取りにも期待だね。

そんな、人間の作った物を知りたい妖怪とのほのぼの交流漫画。

気になったかたはぜひ読んでみてほしい。

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