引用:恋はオカルトにはいりますかより
[恋はオカルトにはいりますか 感想]オカルト好きとヤンキーのほのぼのラブコメ[漫画]
あらすじ
ある日突然、御影 夕の所属するオカルト部への入部を申し出た顔の怖いちょっぴりヤンキーの旭 陽斗。唯一の部員である御影は全く畑の違う雰囲気の彼の申し出に当然困惑する事態に。
実は旭はたまたま校内で見かけた御影に一目惚れしてしまい、お近付きになりたくて入部を希望したのだった。
何とか御影を説得し入部した旭は彼女に気に入られるためにあまり得意ではないオカルトを学んでいく。
はたして旭と御影のオカルトを挟んでの恋の行方やいかに。
といった導入のオカルトラブコメ漫画。
作品、作者情報
全1巻。カドコミにて連載されていた。コミックシーモアにて冒頭の無料試し読みも可能。
作者は「紀ノ上晟一」という方で、過去に「となりの布里さんがこわい」などを連載していた。
→ [となりの布里さんがとにかくコワい。 感想]見た目は怖いが中身は乙女[漫画]
僕は布里さんが好きだったので本作も読み始めました。
ここが良かった!
1.オカルトを軸にしたほのぼのラブコメ
まず、オカルト好きの御影とオカルトがどちらかというと苦手なヤンキー旭の微笑ましいラブコメの空気感が読んでいて楽しかったね。御影はかなりのオカルト好きで基本的にオカルトと名が付くものであればUMAだろうがUFOだろうがホラーだろうがなんでも好きらしい。
普通はホラー好きとUFO好きは若干へだたりがある気もするから相当なオカルト好きであることがうかがえる。
ちなみにネッシーが好きらしく、それっぽいキーホルダーを付けている。
友人はおらず、ずっとぼっちだったらしい。
性格としてはかなりの天然でドジっ子タイプ。
旭の好意に疎かったり、所々で運動神経の悪さを披露したりと可愛らしさと同時に読者や旭をヤキモキさせる存在ではある。
逆に旭は怖い話とかが苦手でオカルトに関する知識も希薄。
見た目や言動はもろヤンキーといった感じで粗暴ではあるものの、御影に対しては凄く優しいというある意味分かり易い性格。
御影のことが好きで3年生にも関わらずオカルト部に入部するという行動力の塊。
若干恐ろしくもあるけども。
そんな感じでまったく真逆の性格、趣味趣向の二人が一緒にオカルトの検証に出かけたり、挑戦していく姿が凄く微笑ましくて面白かったんだよね。
引用:恋はオカルトにはいりますかより
御影の笑顔の破壊力が高くて旭の気持ちも納得
ツチノコ探しやこっくりさんに全力で挑む二人の姿はテーマがオカルトなのにも関わらずかなりほのぼのとしたね。
そんな二人の今後をまだまだ見ていたかっただけに1巻で完結してしまうのは凄く残念。
2.扱われるオカルト内容がちょうど良い
扱われるオカルトテーマが割とシンプルな物が多く、そういうのに明るくない人でも取っ付きやすい印象なのもラブコメとの相性がちょうど良くて読みやすかったな。内容としてはツチノコ探しやUFO探し、こっくりさんをやったり、催眠術をかけてみたり。
意外と網羅していなかったオカルトジャンルのちょっとした知識が知れるのも面白い。
ツチノコのサイズ感とか、犬まで丸飲みするらしいという危険性とか。
あと、こっくりさんってやったことなかったけど、終わったら使った紙をビリビリに破く必要なんてあるんだね。
そっちの方がなんとなく呪われそうな気もするけど。
そういうプチ情報って面白い。
引用:恋はオカルトにはいりますかより
オカルトな豆知識もちょうどいい塩梅だったな
どんな角度のオカルトがテーマでも二人が微笑ましい方向へと向かって展開していくから読んでいて終始ニヤニヤしていたな。
オカルト要素はまだまだ世の中に沢山あるし、それぞれについてまだまだ広げられそうだっただけにもっと色んなオカルトに二人が挑んで行く姿を見ていたかったな。
その辺りも1巻で終わってしまったのが残念でならないね。
3.二人以外の登場人物も個性的で魅力
1巻で完結ではあるものの、メインの二人以外にも個性的な登場人物は多かったのも個人的には凄く魅力に感じたね。まずは保健体育の教師でオカルト部の顧問の相沢 彗子。
褐色、高身長でカッコイイというキャラ属性が個人的に刺さりまくりだったね。
オカルト部の顧問というポジションと旭の御影に対する恋心を知っているため、絶妙に二人の関係性を揶揄する言動をしてかき乱してくれる感じも好きだったな。
何故か普段、巨人とデカデカ書かれたTシャツを着ているのがジワジワとくる。
引用:恋はオカルトにはいりますかより
相沢先生のキャラ属性が全体的に刺さりまくり
陰キャにも優しい陽系ギャルでとある事件を解決した御影に積極的に話しかけ始める。
あまり現実にはあり得ない組み合わせだけど個人的にはこういう陰と陽のデコボココンビな雰囲気は好きだったな。
旭と同じクラスの山口。
絶妙に旭と砕けたやり取りをしているのが個人的には好きだけど三角関係の可能性も出てくるからその辺はちょっとだけ怖かった。
御影が彼女に嫉妬する展開も見てみたかった気はするけども。
他にも旭のクラスメイトの佐々木と宮本という二人組なんかも登場。
結局あんまり掘り下げられてはいなかったけど、旭は意外と交友関係が広かったということはなんとなくわかった気はする。
などなど、1巻で完結ではあるものの、これからの展開や他のキャラとのやり取りが気になるような登場人物が多数出て来て個人的にはもっと続きを読んでいたかった気はしたね。
特に、相沢先生のキャラデザと雰囲気は凄くツボだったから今後の作品にも似たデザインのキャラクターとか出てきて欲しいところ。
総評
僕自身オカルト好きなのもあって、そもそものテーマ自体が凄く刺さったのとメインの二人のやり取りが絶妙な微笑ましさでかなり楽しめたな。二人以外の登場人物も色んなキャラ属性を持っていて、個人的に刺さるキャラが多かっただけに1巻で完結という形になってしまったのは凄く勿体なく感じてしまったな。
まだまだ登場人物同士の個性がどんな化学反応を起こしていくのかを見ていたかっただけに残念。
とはいえ、今作の相沢先生や御影、前作の布里さんなど、個人的に刺さるキャラデザや性格が多いので次回作以降にも期待したいね。
そんな、オカルト好きとちょいヤンキーの織り成すほのぼのラブコメ漫画。
気になった方はぜひ読んでみてほしい。
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