[最果てのソルテ 感想]最果てを目指す少女の大冒険が今始まる[漫画]
最果てのソルテ1巻の表紙

引用:最果てのソルテ1巻より

[最果てのソルテ 感想]最果てを目指す少女の大冒険が今始まる[漫画]

あらすじ

小さいころに両親を亡くした孤児の少女ソルテ。

ある日、村の人に行ってはいけないと言われていたデタラメ洞窟で瀕死のサルベイジャーの女性サリエラと出会う。

自分を救ってくれた育ての親の村長と話すサリエラ。
そこで村長が孤児を奴隷商に売っているという話を偶然聞いてしまう。

奴隷商に売られたソルテはサリエラから聞いた魔界を、この世の果てを目指すべくサルベイジャーの元に自分を売ってもらう様に言うが、突然現れた歪曲現実場に巻き込まれ・・・。

といった導入のファンタジー漫画。

作品、作者情報

2025年4月11日現在、既刊4巻。マッグガーデンで連載中。



MAGCOMIにて第1話と第2話の無料試し読みも可能。

作者は「水上悟志」という方で過去に「惑星のさみだれ」、「戦国妖狐」、「スピリットサークル」等を連載していた。


作者wikiはこちら


どの作品も凄く好きだったので今作も読み始めました。



ここが良かった!

1.魅力的なキャラクターたち

男っぽい口調で自分を強く見せようとしているけど、その実中身は優しさと夢であふれている女の子のソルテ。
最果てを目指す覚悟を口にするソルテ

引用:最果てのソルテ1巻より

ボーイッシュな見た目の女の子ソルテ

ソルテの叔父にあたる、ブラックは精霊病とやらの影響で中身は普通の人間だけど見た目はモグラ。

ソルテの両親が死んだことも知らなかったようなので、罪滅ぼしのつもりなのか、ソルテの為に動いてくれる。優しい。

闘神の呪いとやらで不死身となった男フィロ。
女の子に間違えられがちな端正な顔立ちだけど、男。戦闘力高め。

そして極めつけはソルテとの出会いを「2週目」と言っている妖精セレン。
ソルテに謎の魔法少女的な力を与えてくれる。

そして頭に乗り込んで操作してくる。設定の渋滞みたいな奴。

まだ、巻数出ていないのでこの辺の各々の事情は謎だらけだけど、主人公周辺は比較的温かい人たちが集まっている。こういう雰囲気がこの作者の作品の魅力の一つなんだよね。

特に理想の大人みたいな描写はこの人の得意とするところでブラックも素敵感が満載。
本当にこういう大人が近くにいて欲しかったし、こういう風になりたいという憧れも生まれるんだよね。
フードを被ったモグラの様な姿のソルテの叔父、ブラック ソルテの事を気に掛ける弱々しい雰囲気の男の子フィロ ソルテとの再会を喜ぶ妖精のセレン

引用:最果てのソルテ1巻より

程よい温かさの面々。この先の冒険が楽しみ

2.敵対生物の不気味さ

作中で明確に魔物と呼ばれている訳でないのでなんと呼べばいいのか難しいが(明確に魔物と呼ばれているモノも存在するがそれとは別の存在なので)ある種の魔法現象とも言える存在。

これが基本的には可愛らしい見た目や雰囲気を纏っているにもかかわらず、えげつない事をしてくる(触れたモノを自分と同様の存在にしたり。しかもこの時の台詞の感じがなんというか不気味)。

こういう絶妙な違和感を覚える存在は不気味で素晴らしいと感じる。
フレンドリーな口調で喋るカボチャから足が生えた様な存在達

引用:最果てのソルテ1巻より

一見無害でも狂気が垣間見えてゾワッとする

3.謎だらけで先の気になるストーリー

1巻部分だけで言うと、妖精セレンの言う「2週目」の意味。
そしてその既に経験している事からくる余裕を打ち崩すかのような1週目との違い。

歪曲現実場とかいう、魔法を使った事によって生じる謎の現象。

登場人物それぞれの謎。

教会の目的とは、魔界とは何なのか、そして死者の国は本当にあるのか。

そういった謎がてんこ盛りに用意され、次への期待感が半端なく高まっているのがこの1巻。
早く続きが読みたい。
鬼気迫る表情で死者の国があったのか尋ねるソルテ

引用:最果てのソルテ1巻より

両親のこともあり、果て以外の目的も

総評

こういうファンタジーとかタイムリープモノとか、そういう要素が複雑に絡み合った世界観はやっぱりこの作者の作品が始動し始めたなっていう感じが凄い。

他の作品でも転生とか複雑な設定を練り上げて見事に面白いモノを作り上げていた。

その作者がこんなワクワクする冒険モノを繰り出して来たらそりゃもうたまらんですよ。

とにもかくにも、一体この世界とは何なのか、そしてソルテの旅の行方はどうなるのか、その辺の事が気になった方には是非とも読んでいただきたい一作。



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