[FINAL FANTASY XVI 感想.評価]丁寧な作りで誰もが楽しめるファンタジー[ゲーム]
FINALFANTASY XVIのタイトル画面

[FINAL FANTASY XVI 感想.評価]丁寧な作りで誰もが楽しめるファンタジー[ゲーム]

どんなゲームか

各国がマザークリスタルと召喚獣の力を使い覇を争う時代、ロザリア公国大公の息子クライヴは弟でフェニックスのドミナントであるジョシュアの公務の付き添いでフェニックスゲートと呼ばれる地へと赴いていた。

そこで突如として他国の襲撃を受ける事になったクライヴたち。

悲惨な状況で、暴走するジョシュアの中のフェニックス。
更にそこには謎の召喚獣もあらわれ一帯は壊滅状態に。

そして数年後、鉄王国とダルメキア軍の戦場にはドミナント討伐の任を帯びたクライヴの姿があった・・・。

といった導入のファンタジーRPG。

作品情報

2023年月日発売。開発元はスクウェア・エニックス。

対応プラットフォームはPS5。

価格は9900円。



次世代機で描かれる高精細なグラフィックと美麗なエフェクト

ダークな世界観を軸にした王道なストーリー展開

カジュアルに爽快さを楽しめる戦闘システム

敵味方共に魅力的な登場人物たち

FFシリーズお馴染みの要素も多数

といった特徴がある。


公式サイトはこちら


プレイ環境と状況

難易度アクションフォーカスにてメインストーリーをクリア。
サブクエ、リスキーモブも全てクリア済み。

高難易度のファイナルファンタジーチャレンジにて2周目をクリアしてトロコン達成した段階での評価、感想。

FFシリーズ自体はかなりまばらにプレイ。
1,4,5,6,9,10,15は記憶にある限りクリアまで遊んでいたはず。

直近でやったFF関連作品はFFオリジン。


[FFオリジン 感想.評価]初代FFへと繋がるFF系、死にゲー爽快アクション[ゲーム]


[追記]
DLC第一弾のEchoes of the Fallenもクリアにして感想を書いたのであわせて参考までに。


→ [FINAL FANTASY XVI Echoes of the Fallen 感想.評価]掘り下げられる空の文明[ゲーム]


[追記]
DLC第二弾のThe Rising Tideもクリアにして感想を書いたのであわせて参考までに。


[FINAL FANTASY XVI The Rising Tide 感想.評価]明かされる水の民を巡る物語[ゲーム]



X(旧Twitter)でのプレイ当時の僕の感想。




要素毎の感想と評価

1.戦闘はカジュアル寄りで爽快感強め

戦闘はかなりカジュアルに向けて作られたのかなといった印象。
ボタンの組み合わせもそこまで複雑ではなくシンプルで、かといって爽快感は損なわないという程よいバランス。

そもそも難易度設定や専用のアクセサリーで簡単に出来るっていうのもあるし。

戦闘の流れとしては相手のウィルゲージを削ってスタンさせ、一気に攻撃を叩き込むといった感じ。

召喚獣毎に特徴があってウィルゲージ削りやすかったり、回避特化、カウンター特化といった感じになっている。

こういう風に召喚獣毎の個性がきちんと戦闘スタイルに反映されている作りは動かしていて楽しかったな。
瞬時に3つまで切り替えられるっていうのも丁度良かった気もするし。

個人的な戦闘の触り心地としてはデビルメイクライよりはカジュアル寄りでゴッドオブウォーに近い雰囲気だけどやれることは多いみたいな印象だった。

それぞれの召喚獣のアビリティも派手でかっこいいものが多く、動かしていて気持ちいいっていうのも良かったね。
召喚獣バハムートの力を借りたビームで敵に攻撃しているクライヴ

エフェクトが派手なのと大量のダメ表記も良い

しかもこういったアビリティは装飾品によってクールタイムを減らしたり威力の強化も出来て、自分なりの戦闘スタイルを編み出していけるところなんかは悪くなかったと思う。

いわゆるビルドっていう程までは多彩ではないけど、攻略に多少個性が出る感じは良かったかな。

僕の場合は先を見越し過ぎて枠を全て経験値やらアビリティポイントアップやらの装飾品にしていたけど。

クリア時までにやっていた戦略としては雑魚狩り用の範囲大技2つ、あとはウィルゲージ削る用の技と単体ダメージ系といった感じ。

特に風の召喚獣のアビリティはウィルゲージ削りやすくて使い易かったな。
ウィルゲージ半分削った段階で強制的に怯ませられるし、通常戦闘もスピーディだし。

あとは雷の召喚獣の球を出すやつが結構火力出ている感じして終始使っていたかな。
攻撃を当てると追加で攻撃が出るから連続攻撃を当てるとダメージ表記が重なってメチャクチャ気持ち良かった。

全体として、抑える所は抑えて、カジュアルに楽しめつつ爽快感もきちんと残している今回のバトルシステムは個人的には結構良かったと思う。

簡単過ぎるという意見もあるだろうけどFFってそんなに高難易度を求める様なゲーム性でもない気がするしね。
とんでもない強敵はいたほうが良かった気もするけど。

召喚獣戦に関して終始ド派手でワクワク感は高めだったな。
巨大な怪物と怪物の激突はやっぱり心躍るね。
イフリートに変身しタイタンと戦っているクライヴ

自分も敵もド派手に戦闘するのワクワクしたな

QTEに関しても面倒さと没入感の塩梅は一周目だけを考えると程よい作りだったと思う。
なかったらなかったで味気ない気もするし。

ただ、若干冗長過ぎる瞬間もあったと言えばあったのでその辺は評価が微妙に分かれる所なのかなーとは思う。
個人的には時間配分的には8割位まで削ったら丁度良かった気もする。

あと、全体を通してRPGとしての育成要素は少し薄かった気もしたので、2周目の装飾品強化要素とかをもっと発展させて最初から組み込んでも良かったんじゃないかなーとかは思ったかな。


2.フィールドは狭いけど景色は美しい

基本的なフィールドの構成はメインストーリーで向かう一本道のフィールドと、各国を冒険できる広めのフィールドの2つの構成。

フィールド自体は全体的に無駄がなく、かなり要素を絞り込んだ作りになっていて、大体の場所にサブクエやリスキーモブの討伐で向かう。

なので探索好きとしては物足りない作りではあったけど、元々本作はストーリー重視という事は明らかになっていたからその辺はあまり気にならなかったかな。

あと、何といっても次世代機メインに作っているという事もあって高精細に描かれるフィールドの景色はメチャクチャに綺麗で、ついついゆっくりと風景を見ていたくなる様な作りだった。

中でも森の中で見上げる空と砂漠の川はかなり綺麗でお気に入り。
森の木漏れ日の感じとかも凄く良かった。
うっそうとした森の木漏れ日の中を先へ進むクライヴ

全体的に景色が美しくて眺めていて楽しい

ただ全体的に移動に関しては少し調整がほしい内容。
特に拠点内は普通に走れるようにしてほしいのと、切り替えで走りに移行出来るようにして欲しかったな。

拠点自体の構造が多少不便なのは世界観とかもあるから許せるけど、それでもアクセスの不便さに対する何か対策は欲しい所。
ロードの早さを活かしてファストトラベル出来る場所を増やす方向でも良いんだろうけど。

あと、途中で手に入るチョコボは呼び出しと乗りをもっとスピーディにして欲しい感じはある。

呼び出しと同時に乗れる様にするんでも良い気がするし、そもそものボタンも乗り降りし辛い。

マップ全体がそこまで広くないから総プレイ時間から見てもこのままでも良いっちゃ良いけど、2周目の事とか、サブクエの事とか考えるとやはりその辺は快適な方が良いのかなーとは思ったかな。

ミニマップに関しては発売前後で色々と意見が出ていたけど個人的にはそこまで気にならなかったかな。

ソウルシリーズで飼いならされているという事もあるんだろうけど、別に無くても苦にはならなかった。
あったら便利だなー位。

ただ、全体的にカジュアル、ライト層に向けて作っている感じもしたのでその辺を考慮するとミニマップなり、世界観の仕組みを活かした別のUIを作るなりした方が良かった気はしないでもない。


3.ストーリーはかなり引き込まれる内容

本作はストーリーを売りにしていただけあってここの部分の作りは非常に演出が丁寧かつ引き込まれる様な内容だったな。

世界観自体はかなりダーク。

ベアラーと呼ばれるクリスタルなしで魔法が使える存在は人として扱われていない所とか、魔法を使いすぎると体が石化してしまうとか、各国が肥沃な土地を巡って常に小競り合いをしているとか、大量殺りく兵器的な召喚獣の存在とか。

とにかく、世界観に関してはかなりダークで重めな内容になっている。

そもそも主人公のクライヴも元々は一国の王子といったポジションなのに奴隷であるベアラーにまで身を落としてから物語が始まるし。

当初の目的も復讐だし。

ただ、世界観はダークではあるものの物語の展開や演出はかなり王道的な雰囲気が強め。

この辺は賛否分かれる所なのかなーとは思うけど個人的にはこれくらいのほうがとっつきやすいのかなーとは思った。
過去の自分と向き合い、受け入れることを決意するクライヴ

クライヴは最高に主人公していたと思ったな

正直、ベアラー関連の話を見ているとあまりにも気が滅入る様な胸糞悪い話が多く展開されていたりして世界観のダークさを前面に押し出しすぎると万人受けはし辛そうな印象を受けた。

あんまりにも内容が重すぎるとそれだけで嫌になっちゃう人もいそうだしね。
そもそもファイナルファンタジーって割とカジュアル層にも向けた作品な気もするし。

そういうダークな世界観を出来るだけ王道の展開に散らすことであまりにも重い空気にはなり過ぎず、かといって世界観そのものが持つダークさがあるから軽くもなり過ぎずといった感じの丁度良いバランスだったと個人的には思う。

全体的に海外ドラマや映画の様な演出、物語の展開だったっていうのも取っつき易かった所ではあったかな。

若干駆け足な部分や端折ったのかな?っていう演出も見られるし、逆に冗長な気もする演出もあるけど概ねストーリーに関しては前のめりに楽しめる位には面白かった。

僕自身、続きが気になってワクワクしながら遊んでいたしね。

わかりにくい時系列や各国の情勢、登場人物の説明も丁寧な解説が簡潔に書かれていて、ゲームシステム上で再確認もしやすいというのもとっつきやすくて良かったのかなーと思う。

ただ、現状ではサブクエストを一通り終えたとしても若干明らかになっていない謎もある。

特にストーリー上で意味深に出てきていた女の子の詳細は語られないし、設定上出てくるとある召喚獣についても語られなかったりする。

もしかしたらDLCなどが予定されているのかもしれないけど、この辺はどんな形でも良いからきちんと詳細が描かれてほしいかなーとは思うかな。


4.登場人物が全員魅力的に映る様な構造

本作の大きな魅力の1つがやはりこの登場人物たちにあると思う。

割とシリーズ通して好きなキャラ、嫌いなキャラ、何も思い出せないキャラと別れそうな感じな気もするんだけど本作は全員が良いキャラしていて好きなキャラだらけだったな。

クライヴはきちんと主人公しているし、ジルのクライヴを想う気持ちにはグッとくる。
クライヴに対して一緒に戦いへ連れていくように頼んでいるジル

ジルのクライヴへの好意は心地良かったね

トルガルは相棒としてメチャクチャ信頼が置けるしカッコイイし可愛い。

ガブも終始クライヴにとって良い相棒感だし頼りになる。

叔父さんは出会いの場面といい時にコメディチックで明るいキャラクター性がメチャクチャ好き。
クライヴと別行動を取る際に、絶対に死ぬなと念を押す叔父のバイロン

好きなキャラだらけだけど叔父さんは特に好き

そしてクライヴに道を示したシド。

その娘で場を和ませてくれるミド。

などなど上げだしたらきりがない程に味方だけでも良いやつ揃い。

それぞれがきちんとストーリーやサブクエスト上で魅力が引き立つ様な演出や掘り下げがされるからある意味脇役なんて存在しないような作りになっているのは非常に良かったな。

しかも、いわゆるメインキャラクターだけじゃなくストーリー上のちょい役かと思うような宿屋の店主とかにもサブクエなんかで補足が入ってその辺のキャラにも魅力があふれる。

街中のちょっとしたモブキャラにもストーリー進行に応じて物語が進んだりしてそういう所もRPGとして没入感が高まって面白かった部分かな。

個人的には拠点にいた、やたら惚れっぽい女の人とか、ハルポクラテスが世話している子供達とか、動物に話しかけている子供とか変化を見るのが楽しかった。

もちろん敵の勢力も魅力的なやつは多い。

きちんと敵として脅威を感じるやつもいれば、終始微妙に情けないけど、ボス戦を含めたクライヴへの執着心から逆に印象に残るようなキャラもいたりして全体的に極端に影の薄いキャラはいなかった様に思える。

まだまだ別の形で掘り下げて欲しいとさえ思える様なキャラクターたちの存在は本作の大きな魅力だったとは思うかな。


5.サブクエストは丁度いいボリューム感

上でも少し書いたけど、基本的にサブクエストにも無駄の少ない作りなのは好印象。

いわゆるお使い的なクエストがあるのもチュートリアル的な序盤だけで基本的にはそれぞれの地域や街、キャラや世界観の掘り下げがきちんとされるような内容になっていて、クリアすることで何倍も登場人物が好きになれるような内容だったのは良かったな。

中にはちょっとした小ネタ的なサブクエストもあってこういう所は面白かったと思う。

特にカンタンのクエストはうるっときたし、魔物食材のくだりは笑えた。
クライヴに町の成り立ちと住人の思いを語るカンタン

ちょっとしたキャラにもそれぞれに物語が

何となくだけど本編に入れるはずだった様な内容も時間配分の都合上こちらに回したのかなーといった印象を受けたね。
サブクエストとは思えない程に世界観の裏側に迫る内容のものもあったし。

この辺も、ストーリーを早く進めたい人はやらなくても全体像は掴めるし、やっていればより世界観を楽しめるっていう良い塩梅の配分がされていたのは非常に良かった部分だったかな。


6.お馴染みのFFシリーズ要素も嬉しい

FFシリーズの正式なナンバリングタイトルということもあってお馴染みの要素も多数あったのはシンプルに嬉しかったな。

魔法やら召喚獣、クリスタルなんかの要素は言わずもがなだけど、モーグリやチョコボ、ベヒーモスやモルボルといった懐かしいキャラも登場。
リスキーモブの看板の前にいるモーグリ

こんなモフモフしていたっけ?と思う可愛さ

とある街の掲示物にサボテンダーが精力増強に効くとか書いてあったのには少し笑った。

他にもギザールの野菜とかFF9のビビみたいな黒魔道士のカカシが畑に置いてあったりと、小ネタ的な部分のシリーズ要素も各所に散りばめられていて、シリーズファンが思わずニヤリとくるような場面も色々と用意されているのは良かったかな。

ただ、野良のチョコボとの戦闘があるのはちょっと複雑な心境。

強敵のリスキーモブの異質さがあれば気にならないけど、道中でシリーズのマスコット的存在のチョコボをボコボコにするのは流石に気が引けた。

しかも地味にアビリティポイントが美味かったりするし。

別に戦わなくても良い場合も多いんだけど、やけに好戦的に仕掛けてくる奴もいてその辺が少し気にはなったかな。


7.二週目要素やトロコンに関して

一応2周目を高難易度のファイナルファンタジーチャンレジでクリア、トロコンも達成しているのでそこについても軽く触れておく。

2周目はさらなる高難易度を選べる様になり、つよくてニューゲームでの引き継ぎは基本的にアイテム、装備品、アビリティに至るまで全てを持った状態で次の周回へと挑める。

出現する敵のレベルは1周目ラストを越えてくる位に高く、配置や種類も若干変わる。
QTE部分も押すべきボタンの種類が隠されるようになる。

何ヵ所かは1周目と違った雰囲気に面食らったけど、攻略難度自体はそこまで高くなかったように思ったかな。
 2周目のファイナルファンタジーチャレンジにて、1周目にはいなかった場所に出現するキマイラ

一周目との違いには何ヵ所か驚かされた

そもそもレベル上限も開放されるし、武器も一段回上の強化が開放される。
しかも装飾品の強化まで開放されるのできちんと準備をしながら進めばそれほど詰まることも無い気はする。

僕自身、メインストーリーのみをかなり駆け足で進めての2周目だったけど、敵のレベルより5くらい下だったけどクリア出来た。

あと、単純にボス戦とかは途中でチェックポイントが入るのでやられてもある程度削れたところから始まるので楽っていうのもあったかな。

この辺のレベリングに関してはアクションに自身が無くてもきちんとRPGとしての準備をこなしていれば抜けられるし、アクションが得意ならそれはそれで駆け抜けられる絶妙な調整だったとは思ったかな。

トロコンに関しては2周目クリアが必須という時間的な手間を除けばかなり簡単な部類。

ある程度丁寧に進めていれば本編クリアの段階で7割位は埋まっていると思うし、残りも基本的には戦闘でのアビリティ関連だったりするので楽は楽。

多少面倒なのがあるとすればアビリティポイントを全て最大にするやつだけど、これも装飾品による上昇と稼ぎ場所を調べればそれほど時間はかからなかったかな。

あとは、飛ばせないQTEが入ってくるタイプのムービーが若干面倒。
2周目はわざわざやらせなくても良かったんじゃないかとは思わなくもない。


8.その他システムやバグに関して

全体的にロードはかなり早い。

どこにファストトラベルしても大体3秒程で移動できるのはかなり快適だったな。
おかげでサブクエストであっちこっちいくのがあんまり苦にならなかったね。

特に衝撃だったのはPS5のメインメニューからゲーム開始までの読み込みの早さ。

PS5も発売から数年、かれこれ色々とゲームやってきたけどその中でもトップと言える早さ。
これは本当に凄かったな。

コントローラーに関しては特筆すべき使われ方はしていなかった印象。

もちろん、振動は丁寧に作られていたとは思うけど、驚く程の作りこみはあんまり感じなかったかな。
トリガーの負荷に関しては扉を開けたりチョコボに乗ったりしたときにしか使われていなかったので影は薄かったな。

上手い事戦闘やQTEに入れ込んでも良かったんじゃないかとは思わなくもない。

バグに関しては全く遭遇しなかったな。
エラー落ちですら一度も無かった。

こういう丁寧な作りはシンプルにありがたいね。


ここが良かった!

・ストーリー展開、演出に引き込まれた

・登場人物が全員魅力的

・戦闘は爽快で楽しい


ここが気になる!

・拠点内のアクセスがあまり良くない

・ダッシュやチョコボの移動関連はもう少し調整がほしい

・ストーリーに若干駆け足な箇所が見られる


総評

全体的に丁寧かつ上手いことライトユーザーにも間口を広げる様な形で大作を仕上げてきたなーって印象だったかな。

ストーリーはダークな世界観ではあるものの王道展開も多く、とっつきやすかったし、味方がみんなの良いやつだったからプレイしていて楽しかった。

特にラストシーンからの主題歌の入り方には感極まりまくりだった。
FF零式の時に好きだった主題歌のゼロみたいな雰囲気の曲調も刺さりまくり。

これは狙ってやっていたんだろうか。

やや駆け足なところもあるけど、これ以上長くしてもダレるだろうし。

かといって物語の複雑さを考えるとあまり削りすぎても分かりづらくなるだろうし、絶妙な塩梅だったとは思うかな。

戦闘も深すぎず浅すぎずそれでいて爽快感はきちんとあるっていうシステムだったのは非常に良かったかな。

全体的にカジュアル層やライト層を意識して、万人が楽しめる、売れる作品にしようとしたのかなーっていうのを端々に感じたな。

突出して尖った要素はあまりないけど、シリーズとして、角の少ない無難な作品を仕上げてきたなーって感じ。

この辺はヘビーユーザーとライトユーザーで意見が分かれている部分なのかなーとは思うけど個人的にはこれはこれで面白かったとは思う。

ここ何作かケチが付いていたFFナンバリングタイトルを上手に軌道修正させたなって思ったかな。

もちろん、システム面なんかの細々した部分に気になる点もいくつかあるけど、それほど大きなマイナスって感じもしなかったかな。
追加コンテンツとかがあるならそれまでに改善されていたら嬉しいなーとは思う。

世界観的にはいくつか謎を残したまま終わっている様な気もするので今後はその辺がどういう形で明らかになっていくのか、楽しみにしておこうかな。

そんな、丁寧な作り込みで誰もが楽しめる内容に復活を遂げたファンタジー大作の最新作。

気になった方は是非やってみてほしい。



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