[No More Heroes 3 感想.評価]メタ発言とぶっ飛び展開が面白いアクション[ゲーム]
記事内の作品おすすめポイント要約
- 前作よりも格段に遊び易くなったアクション性。
- お馴染みの小ネタやパロディ満載のぶっ飛んだ物語。
- 過去作よりもやれることが増えた街中の探索。
こんな人におすすめ!
- パロディや小ネタ満載の作品が好きな人。
- 衝撃的な展開やぶっ飛んだ物語に飢えている人。
- 独特なゲーム性のアクション作品が好きな人。
どんなゲームか
前作から10年、宇宙からやってきた侵略者の襲来によって再び殺し屋トラヴィス・タッチダウンが仲間と共に立ち上がる。侵略者の思惑とは、メタ発言、メタ演出だらけの戦いの行く末に待ち受けているものとは・・・。
といった導入の殺し屋アクションゲーム。
作品情報
2021年8月27日発売。開発元はグラスホッパーマニファクチュア。対応プラットフォームはSwitch、PS4、 PS5、Xbox One,Xbox Series X|S、PC。
価格は6800円。
前作から進化したアクション部分
お馴染みのぶっ飛んだ展開とメタ演出満載のストーリー
個性爆発なキャラクターたち
街中の探索要素や豊富な収集物
といった特徴がある。
No More Heroes 3の公式サイトはこちら
プレイ環境と状況
PS5版をプレイ。メインストーリーをクリアして、植林以外の収集物を全部集めた段階での感想。
プレイ時間は25時間程度。
ちなみにシリーズはノーモアヒーローズ1、2と本作の前日譚にあたるTravis Strikes Again: No More Heroesはプレイ済み。
所謂、須田ゲーもシルバー事件関連、トワイライトシンドローム、killer7、KILLER IS DEAD、辺りはプレイ、クリアしている。
X(旧Twitter)でのプレイ当時の僕の感想。
昨日から #ノーモアヒーローズ3
— ゲームと漫画を摂取して生きている人 (@gemaiki_aruji) October 13, 2022
始めた
相変わらずぶっ飛んでて面白いなー
そのくせフルアーマートラヴィスかなりにカッコいいとかズルいな
今回の敵は宇宙人か
これまたワクワクするようなメンツがランキングに登場
今回も小ネタ色々仕込んであるみたいで良いね
街の感じも懐かしいなー pic.twitter.com/AfrKYIiaSa
昨日の #ノーモアヒーローズ3
— ゲームと漫画を摂取して生きている人 (@gemaiki_aruji) October 16, 2022
メインストーリークリア!
最後の最後までネタ尽くしでメチャクチャ面白かったな
今作はガンダムとかロボ系のネタ多めだった
月光蝶とかユニコーンとか
続編ありきの終わり方だったし次は10年経たずに出たら良いなー
超絶楽しみ pic.twitter.com/sek9BIIoR8
要素毎の感想と評価
1.従来よりも爽快さが増したアクション
一応シリーズ通してやってきていることもあって、お馴染みの微妙にもっさりとしたアクションには良くも悪くも慣れてしまっていたんだけど、本作ではそんなアクション部分のもっさり感が多少改善されていた。勿論、まだまだ他の爽快アクションを売りにしているゲームには及ばないけどこの辺の進化は結構嬉しかったな。
やっぱ、どうせならかっこよくアクションする爽快なトラヴィスを操りたいもんね。
ビームカタナを振り回す姿カッコイイ
なんだかやたら長い名前のドロップキックを叫びながら放ったりとか、敵をスロー状態にするフィールドを展開したりとか端々にどこかユーモラスな小ネタ感も滲み出ていて、らしさ全開って感じも好感触だった。
スキルのおかげで戦闘の爽快さは増している
この辺は次回作以降に期待したいね。
後、前作に引き続いて、戦闘中敵にトドメをさしたときに、スロットが回って揃った目によって戦闘が有利になったりお金が手に入るスラッシュリールというシステムがある。
前々から思っていたけどこれは結構面白い要素だよなー。
良い目が揃ったときの戦闘は非常に爽快っていうのも中々悪くない。
特に高速攻撃できるムスタングモードと敵大ダメージを与えられるフルアーマーモードはかなり強いしカッコいいのが良かったね。
前作まで同様に、戦闘中敵をスタンさせることでシリーズお馴染みのプロレス投げを繰り出して大ダメージを与えられたりする。
スラッシュリールで投げまくりモードっていうのが出ると無条件で敵を投げまくれるんだけど、これも結構爽快で楽しい。
他には、ナンバリングでは確かなかった気がするんだけどトラヴィス自身の成長要素もあってWESNというポイントを戦闘やボランティアで稼ぐ事でモーテル地下の装置でパワーアップ出来る。
強化項目も体力や攻撃力、ビームカタナの充電容量とか様々で、これによって若干攻略が楽になるのは良かったね。
とはいえ、ストーリー進行等で敵も同様にパワーアップしていくため最大強化しても大幅に楽になるというわけではないのが少し残念だけど。
更に、本作ではデスグローブチップという強化要素があって、戦闘等で素材を集める事でトラヴィスの能力を底上げすることのできる装備品を作ることが出来る。
例えば、ノーマルアタックの攻撃力が下がる代わりにヘビーアタックの攻撃力が上昇したり、特定のデスグローブスキルの威力が上昇する等様々。
戦闘以外でも収取物集めの際に音と振動でお知らせしてくれるチップなんかもあって、割と種類は豊富。
チップで個性を特化できる感じ良いね
ちなみにストーリークリア時の段階で未知の素材はかなり多くて半分近くのチップは???のままだったな。
まだまだ改善の余地はあるとは思うけど全体的に爽快感が増したのはかなり嬉しかったね。
2.やれる事の多い街中の探索
今回、お馴染みのサンタデストロイを含めていくつかのマップが探索できるようになっている。個人的にはサンダードームにあるネオオオサカは結構好き。
日本感のあるステージって良いよね。
ちょっとゴミゴミっとした雰囲気も好き。
サンタデストロイも色々と懐かしかったなー、馴染みのゴールド街みたいな所もしっかりと健在だったし。
記憶を頼りに立ち寄ったら残っていた懐かしさ
デスマンと呼ばれるレトロゲームに出てくるキャラのカードを集めてみたり、サソリラーメンという謎のラーメンの食材集めにサソリを集めてきたりと収集要素全般に小ネタ感もあるし種類も様々。
っていうかサソリラーメンって一体何なんだろう・・・どんな味なのか凄い気になる・・・。
甲殻類っぽい感じで魚介っぽい味になるんだろうか。
他にも迫りくるワニを大砲で退治したり、ワニが潜む水の中を走り回ってゴミ拾いしたり、草刈りしたりして素材とお金を手に入れるボランティア等も街中に配置されている。
それぞれがユーモラスでネタ感満載の作りをしていて面白かったな。
一体何故こんな事を?とか考えたら負け
後、収取物の1つの植林も数が多すぎて若干面倒だった。
それとジャンプボタンと決定が同じに設定されていることもあって、特にサソリを捕まえる時に後ろでぴょんぴょんトラヴィスが飛び跳ねて着地のタイミングで刺されるっていう展開が何度かあったのはちょっとストレスだったかな。
バイクに乗るときもジャンプボタンと同じだから手前で嬉しそうに飛び跳ねるトラヴィスを眺める羽目になるし。
どっちかのアクションを別のキーに変えればよかった気がするけどそんな簡単な問題でも無いんだろうか。
とはいえ良い所もあって、ボタン一つでバイクを呼び出せるのは快適だった。
多少の不便さは残るものの、こういうミニゲームとか細かい部分にも小ネタが用意されているのは素直に面白いなーとは思ったね。
サソリを捕まえたときの演出もゼルダっぽい感じだったりしてちょっと面白かったし。
3.メタ発言満載のぶっ飛んだストーリー
本作の最大の魅力がこのメタメタしい演出と言動だらけのぶっ飛んだストーリー展開。この辺はシリーズ通してお馴染みって感じなんだけど僕の主観では今作は従来よりも数倍パワーアップしていた感じがしたなー。
素晴らしかったね。
ありとあらゆるストーリーの展開や、ちょっとした演出の隙間にメタ発言やら小ネタ、度肝を抜かれる要素が詰め込まれていてプレイしていてワクワク感が半端じゃなかった。
ストーリーのド頭からして、どっかで見たことあるような宇宙人との出会いモノっぽい作りだったし、その後の再開も衝撃的。
敵対する宇宙人10人の一戦一戦もネタ尽くしで、驚き過ぎて疲れるくらいだったね。
急に絵柄が変わってみたりとぶっ飛びまくり
しかもそれぞれが違ったテイストの演出で話が展開するからグイグイ楽しめるしね。
こういう配慮は素晴らしかったように思う。
個人的にはミドリカワミドリ戦のホラー演出とか急な椅子取りゲームとかスマブラ風、JRPG風の戦闘とかは衝撃だったな。
この辺のメタさは是非自分の目で確かめてもらいたいね。
四方八方から飛び交うメタ発言。面白い
流石、10年越しのナンバリング続編って感じだったね。
力の入り方が半端じゃない。
こういうぶっ飛んだ作りの作品は本当に好き。
メチャクチャ楽しめた。
4.キャラクター達の個性が爆発しまくり
ストーリー展開におけるネタっぽさやぶっ飛び具合を支えるキャラクター達もやはり魅力的。今回の主軸である銀河ランキング戦に登場してくる面々は宇宙人から地球人にいたるまで個性爆発しまくりだし。
ぽっと出のキャラからシリーズお馴染みのキャラに至るまでハチャメチャ過ぎて面白い。
結構重要そうなキャラも一瞬でとんでもない事になる緊張感とかも凄いし。
一番ビックリしたのがウエハラカムイの存在。
一応、外伝のTravis Strikes Again: No More Heroesの方でちょろっと出てきてはいたけど、まさかここまでがっつり本編に登場してくるとは思わなかったな。
元ネタが分からない人のために軽く説明すると、ウエハラカムイっていうのは本作のプロデューサーが作ったノーモアヒーローズシリーズとは全く関係の無い別の作品、シルバー事件シリーズに登場する重要人物。
そんなキャラがまさかノーモアヒーローズの方にがっつり出てくるとはド肝を抜かれたね。
勿論、お馴染みのシノブとか外伝から引き続きのバッドガール辺りも色々と見せ場がある感じで良かった。
個人的にはトラヴィスの愛猫ジーンの意外な一面にちょっと驚き。
でもそんなジーンもなんだか可愛かったりする。
5.散りばめられまくった小ネタたち
今回も小ネタはかなり豊富。特に今作ではロボアニメ系のネタが多かったかな。
1話終わる毎に流れるエンディングなんかモロに昭和のロボアニメっぽさ出ていたし、フルアーマートラヴィス関連は完全にガンダム。
グリーンモード?はユニコーンだったし、最後の方は月光蝶まで炸裂していたのには笑ったね。
後はプロレス系と元々Switchで出ていたこともあってその辺のゲームネタ、映画やアニメ、芸人ネタなんかも結構あったな。
こういうネタの一つ一つを探していくのもシリーズ通してた楽しかったりするんだよね。
果たして隅から隅まで全てのネタを把握できる強者は存在するんだろうか。
恐らく元ネタはユニコーン。怒られないのか謎
地味に印象に残る曲が多いのもこのシリーズの特徴だったりするんだよね。
外伝のTravis Strikes Again: No More Heroesの方で中盤辺りに謎の四畳半のステージで流れてた哀愁満載の曲とかも凄い好きだったし。
っていうかどっかのサイトでDLして聞けるようになって欲しい。それくらいには魅力的。
6.ボリュームを増したやりこみ要素
上でも書いた街中の探索での収取物を始め、ガチャガチャや難易度を変えてのボスとの再戦、素材集めてチップ作り、高難易度のニューゲーム等などやりこみ要素も今作はかなり多い。
ガチャでは過去作のキャラが。懐かしいー
ボスとの再戦なんて、それぞれ5段階?くらいあるし、そこだけでしか手に入らない素材なんかもあるっぽいし。
やるやらないはさておき、こういうやりこみ要素っていう選択肢が豊富に用意されているっていうのは良かったね。
7.その他システムやバグに関して
ロードはPS5版ということもあったのか快適。元々のSwitch版を知らないので比較はできないけど、ロードにストレスは感じなかった。
ファストトラベルもまあまあの早さだったね。
操作性は全体的に微妙。
戦闘に関しては多少爽快感を増したと思うけど、探索とかは何とも言い難い。
特に上でも触れたけど、ジャンプと決定が同じなの良く無い。
後、バクなのか分からないけど時々ボタンのレスポンス悪くなる瞬間があった。
アクションが主体なゲームだけにこういう所にはちょっと勿体なさを感じたかな。
PS5コントローラーならではの要素は多少あって、バイクに乗った時、アクセルとブレーキでトリガーが重くなったり、アイテム探知のチップを装備している時に距離に応じて振動が変化したりといったギミックは使われていた。
この辺は申し訳程度って感じだったかな。
折角なら面白い小ネタとかあったらよかったのにとは思ったね。
バグはまあまあ。
特にトロフィー取れなくなるバグがあるっぽい。
本来取れていると思われる、ステータス全部上げた時のトロフィーが入手出来ないし、記事を書いている時点では全体の取得率も0%になってた。
後は、上で書いたけど明らかにスティックとかのレスポンスがおかしくなる、本体の再起動で直るとかもあった。
移植だから仕方ない部分もあるんだろうけど、本編でデバックをネタにしていただけに、ブーメランになっている状態はちょっと良くないなーとは思ったな。
ここが良かった!
・ぶっ飛んだ演出、メタ発言だらけの展開・シリーズの中では改善されたアクション部分
・個性爆発のキャラクターたち
・小ネタの豊富さ
ここが気になる!
・収取物の若干の面倒臭さ・システム面の不便さ
・そこそこ目立つバグ
総評
全体としてシリーズをやってきた僕としてはお馴染みのぶっ飛んだ展開、メタ発言、個性的なキャラクター達、そして順当に進化しているアクション面はかなり満足度が高めだったと思う。本当にどの場面でも隙間が無いほどにネタを入れ込んでいる所もメチャクチャ楽しめたしね。
街中の探索とか、成長要素も割と良かったと思うし。
惜しむらくは若干システム面や操作性に関して快適とは言い難い所かな。
ちょこちょこバグもあったしね。
とはいえ、この辺はやり込もうと思うと不便だけどストーリークリア位までならそこまで辛さは感じなかったかな。
早々にアップデートで改善されると良いね。
ラストの演出やらを含めても次回作を作る気は満々といった感じがあってクリアした時点から既に期待でワクワクしている自分がいる。楽しみで仕方ないな。
流石に次は10年かからないとは思うけどどうなんだろうか、次回作でもその事がネタにされていたら逆に面白い気もするけどそんなに待ちたくは無いね。
そんな、メタ発言とぶっ飛び展開が面白い殺し屋アクション最新作。
気になった方は是非やってみてほしい。
著者プロフィール
gemaiki
ゲーム・漫画の感想やレビューブログの運営4年目。
プレイヤー目線での素直な感想を心がけながら更新中。
子供の頃から様々なアクションゲームを遊びまくり。
マリオ系はもちろんデビルメイクライといった爽快系やHi-Fi RUSHといった異色アクションも大好き。
最近はStellar Bladeやアストロボット、スプリット・フィクションが面白かった。
ネタバレは極力避け、購入に悩んでいる方の背中を押し、出来るだけ初見の楽しみは奪わないレビューを心がけています。
直近に累計10万PVを超えました。感謝!
X(旧Twitter)ではプレイ中のゲームの感想などを発信中!
気軽にフォローいただけると嬉しいです!
-
[ベヨネッタ3 感想.評価]久々に蘇ったド派手な爽快アクションシリーズ最新作[ゲーム]前作から数年、平和を謳歌していたベヨネッタことセレーネやエンツォ達。 しかし、突如現れた天使とも悪魔とも違う存在の襲撃によりその平和は壊される。 そんな化け物達と同時に現れたヴィオラと名乗る人物はベヨネッタとジャンヌに助けを求めるが・・・。 といった導入のアクションゲーム。 -
[Lies of P 感想.評価]ダークなピノキオの世界観にのめり込む死にゲー[ゲーム]青い蝶の呼びかけに応じて謎の列車の中で目覚めた主人公の機械人形。 列車から降りるとそこでは本来、人間と主従関係があるはずの機械人形たちが人々を襲っていた。 一体この街で何が起こってしまったのか、そして自分は何者なのか。 声に導かれるままホテル・クラットへと向かう主人公に待ち受けているものとは・・・。 といった導入のピノキオ原作をベースにしたダーク死にゲー。 -
[Saints Row 感想.評価]リブートされたハチャメチャ成り上がりバカゲーの金字塔[ゲーム]シェアハウス生活での家賃を支払うのも精一杯な生活をしていたボス(プレイヤー)。 ある日、勤め先である大企業マーシャルでの任務に失敗してしまい解雇されてしまう。 このままではいられないと一念発起し、シェアハウスの仲間達と共にこの街で成り上がるために犯罪帝国を作ることを決意する。 といった導入のハチャメチャアクションオープンワールドバカゲー。 -
[Rise of the Ronin 感想.評価]幕末の物語と日本特有の景色、戦闘の駆け引きが魅力[ゲーム]時は幕末。 様々な思惑が交錯する混沌とした時代の中で故郷を焼かれ、親を殺され辛くも生き延びた所を隠し刀として育てられた二人の子供たち。 時が流れ成長した二人は任務として黒船のペリー暗殺へと向かう。 しかし突如として現れた青鬼と呼ばれる男に邪魔をされ失敗。 共に育った片割れが命懸けで主人公を逃がすことに。 この出来事を発端に拠り所である里をも焼かれ、再び天涯孤独となった主人公は生死不明の片割れを探すべく横浜の地へと赴く。 果たして片割れは生きているのか、この激動の幕末をどう駆け抜けて行くのか。 といった導入のオープンワールド幕末アクション。 -
[ドラゴンズドグマ2 感想.評価]探索のワクワク感と戦闘の面白さは健在な新作[ゲーム]とある採掘場の牢屋の中で目覚めた主人公。 理由も分からず採掘作業をさせられる中、突如としてメデューサが施設内で暴れ始める。 そんな最中、主人公に声をかける謎の人物。 その声に導かれるままに崖下に飛び降りグリフォンに乗って採掘上から脱出を図る。 しかしそのグリフォンも程なくして撃ち落とされてしまう。 寄る辺も無く世界に放り出された主人公。 そうして始まった冒険の果てには思わぬ世界の真実が隠されていた。 といった導入のオープンワールドアクション。