[Persona 感想.評価]大人気ペルソナシリーズ原点!ここにあり! [ゲーム]
どんなゲームか
自分たちの通う高校内で噂になっていた「ペルソナ遊び」を実際にやってみた主人公たち。それをきっかけに別なる人格の力、ペルソナに目覚める。
時を同じくして怪しげな大企業セベクの社長、神鳥が謎の実験を行い町は彼の野望に包まれていく・・・。
といった導入のターン制RPG。
作品情報
1996年9月20日発売。開発元はアトラス。対応プラットフォームはPS、PSP、PC等。
戦闘は比較的にありふれたRPGといった風情だが、攻撃毎に射程距離が決まっており戦闘時のポジションによっては攻撃が届かない等の要素もある。
女神転生シリーズの系列に当たる作品ではあるが、恒例の悪魔合体システムは敵との交渉を経て、スペルカードを手に入れる事によって行う形へと変わっている。
言わずと知れたペルソナシリーズの第1作目。現在5まで出ていて、かなり売れているようで、普段ゲームをやらないようなライト層にも人気の様子。
公式サイトはこちら
プレイ環境と状況
僕はペルソナシリーズを1作もやったことなくて5が気になってきたので今回1作目からやってみようかなって感じで今回始めている。プレイしたのはPSP版。[追記1]
ペルソナ2クリアしました!本作のキャラ所々出てきて嬉しかったなー
[追記2]
ペルソナ3クリアしました!1、2とはまた違った雰囲気で面白かったね
ちなみにメガテンシリーズは1~4辺りをプレイ済み。その他の外伝は手を出していない。この辺を念頭においていただけるとありがたい。
要素毎の感想と評価
1. 意欲的だがチグハグな戦闘システム
恐らくだが、女神転生シリーズと差別化を図ろうとした結果裏目に出たのかな?という印象を受けるね。女神転生では戦闘はオーソドックスなコマンドバトルシステムなのに対して、こちらは武器や技の種類によって攻撃範囲が存在しており、キャラの配置(これは設定からいじれる)によっては全く攻撃が届かない敵がいる状況に陥ったりする。
この敵との距離を考えて配置するのは面白味もある反面、使用キャラによっては全く近接が役に立たない状況になったりするのは考え物では?と感じたな。
後、敵の状態異常が強すぎて1ターンで全員魅了状態になり為す術なく全滅したりすることや、スペルカードをもらうための交渉もキャラ数と選択肢が多すぎて若干不便感を感じた。
勿論、古いゲーム故にその辺のバランスに不満持ってもしょうがないって感じはあるんだけどね。
ただ、敵のデザインは結構好きで、モロ便器なビジュアルの不気味ちゃんとか、凄い勢いでバスケットボールをドリブルしている幽霊のドリブラーとかワクワク感があってよかった。
この辺の女神転生シリーズと違って都市伝説的なものが敵として登場するっていう発想は個人的に凄く良かったと思うかな。
攻撃時、便器からワッと飛び出すの笑う
敵に合わせて背景が変化することも
2. 良くも悪くもシンプルなストーリー
大きく分けて2つのシナリオが分岐によって展開していく形(セベク編と氷の女王編)。結構序盤で分岐するのでそこでセーブを分けてないと若干、面倒な事になる。
普段あんまりセーブを分けるタイプじゃない僕は実際に面倒な事になった。
後、それぞれのシナリオでグッドエンディングとバッドエンディングの分岐があるんだけど、そこもセーブを頻繁に分けていないと大変な事になる。
これも実際に味わう羽目になり最初からもう1周する事に。
セベク編では、怪しげな大企業セベクとその社長神鳥が、行っていた実験の謎に迫る形で物語が進行していく。
割と敵の目的が分かりやすくてゲームの進行もわかりやすいのは結構いい所だと思う。
序盤で別の世界にワープさせられるんだけど、その謎に迫っていくときは結構なワクワク感もあったし。
ただ、良くも悪くも大筋はそんなに圧倒的なストーリーで魅せる感じではなかった印象。
この辺の感じ方は人それぞれかもしれないけど。
もう一つの分岐、氷の女王編では学校内で噂になっている氷の女王の仮面の呪いにまつわる話が軸になっている。
こちらではセベクや神鳥といった要素はほとんど触れられず、セベク編では一瞬しか出てこなかったような同じ学校のちょっとしたキャラ達が割とストーリーに絡む形で登場してくる。
セベク編が本編だとしたら割と外伝的な位置づけのストーリーになっている。
こっちを先にやるか後にやるかで印象大分変るんじゃなかろうかといった感じ。
なんせこっちだけだと町の異変に関する謎は全く謎のままで終わるし。
ただ、セベク編でちょいキャラだった面々の話が掘り下げられていくのは良かった。
明らかに個性的なキャラがなんの説明もないままこれで終わり?的な登場だったりしたのでその消化不良が無くなったのは好印象。
3. 個性あふれるキャラクター達
それぞれが個性的で良いキャラしていたと思う。病気がちだけど、優しいマキ。
お調子者で変な奴だけど熱い一面もあるマーク。
目立ちたがりでマーク以上のお調子者のブラウン。
お金持ちで自信家の南条君。
学園の姉御肌代表ゆきの。
天下御免のギャル、アヤセ。
帰国子女でも物腰柔らかなエリー。
パーティメンバーだけでもかなり濃いメンバーがそろっている。
個人的にはマークが結構好き。
お調子者だけど実は熱い奴、みたいなキャラって良いよね。
逆にアヤセとブラウンは裏表がなさ過ぎて口悪すぎる。
昨今の多様性の時代だったら大分苦情来そうな事も平気で言う。
システム的な事を言うと、これもあんまり見たことないシステムでそれぞれのストーリーにおいて固定メンバーが何人かいて(セベク編だとマキとかマーク、氷の女王編だとゆきのとアヤセ)
それ以外に1人か2人出会ったタイミングで仲間にするかどうかの選択肢が出てきて、そこで仲間にしないと一生パーティメンバーに加わらないというトリッキーなシステムになっている。
このシステムを知らなくて、適当に最初に出てきたブラウンを仲間にしたら他のキャラ出てきた時に全くパーティ参加のパの字も無くて頭に疑問符だらけだった。
パーティメンバーじゃないNPCも割と個性的で良かったな。
4. その他システム周り
ペルソナシリーズで良く言われているBGMが良い、っていうのが納得出来るような片鱗がこの一作目の時点で既にある。当時のこの段階でボーカル入りのBGMや戦闘曲っていうのはかなり珍しいんじゃないだろうか(PSP版は音楽も多少リメイクされているのでもしかしたらオリジナル版はそうじゃなかったのかも)。
後、薬局の変な歌付きのBGMめちゃくちゃ耳に残る良曲。
クリア後、何週間かは時々口ずさんでいる自分がいた。
ここが良かった!
・キャラクターと敵デザイン不気味で印象的な敵のデザインはかなり良かった。
やっぱ都市伝説って人を引き付ける魅力があるね。
それを具体的に敵として登場させているんだから惹かれないわけがない。
登場人物も個性豊かなのが良い。
パーティ加入メンバーはもちろん。飯ばっかり食べてるトロ。めちゃめちゃ人相が悪い悪魔くんとかサブキャラのインパクトも強いのが素敵。やっぱサイドを固めるって大事。
・BGMの雰囲気が良い
ボーカル付きのBGMってすごく革新的だと思う。
今でこそ結構色んな作品で聞くけど、もしかして元祖ってペルソナシリーズなのかな?ちょっとその辺の知識がないので詳しくはないけども。
・わかりやすいストーリーライン
比較的、わかりやすいストーリーなのでスッっと入ってきて良い。
特にメガテンシリーズとかは割りと土台となる宗教とか神話をある程度理解していないと入ってこない事も多かったので、その点そこまで専門的な話が入ってこないのでとっつきやすかった印象。
本筋じゃなさそうな氷の女王編も味のあるサブキャラ多数で、やっていて楽しかった。
ここが気になる!
・やはりシステム周りは旧時代感全体的にシステム周りが不便。
この辺は比較的古い作品故に仕方ない事とは言え何とかならなかったのかなとは思う。
ADVマップと言われる画面ではどっちに移動入力したらいいのか分からなかったり、経験値も貢献度(状態異常になっていないか、どれだけ敵にダメージを与えたかが基準になる)によって変動するため、速度が速く全体攻撃持ちの味方が偏ってレベルが高くなったり。
後は感想でも書いた通りの所が気になったり。
ペルソナシリーズが人気になった今、システムを改善したリメイクでも出してもらえると新規でやってみようと思う人も増えるんじゃなかろうか。
主人公のみステータス振れる。脳筋にしたら弱かった
総評
ED時にキャラのその後が語られる演出好き
やっぱりシリーズの1作目って結構粗い出来のモノが多い印象なんだけど、本作もそんな感じだったかな。
それが、めちゃくちゃ売れた5につながっていくことを考えたら感慨深いものがある。
現在2の罪をプレイ中なんだけど、この段階で既に大分進化を感じているのでこれが5ともなったら一体どうなっちゃうんだ???って感じ。
それは凄い楽しみ。
あまり人に大手を振って人に勧められる作品とは言い難いですが、ペルソナシリーズの原点であるPersona、是非機会があればやってみてはいかがでしょうか。
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